自作ゾンビ小説の草稿投稿中。
いらっしゃいませ。
自作のゾンビ物語の草稿を投稿中です。
予定では4日間の出来事として書いて
いますが3年も経つと言うのにようやく
3日目。それでもめげずにやって来れた
のは読んでくれる方がいらっしゃるから
こそと感謝しています。今後も感想なり
コメント頂けますと非常にやる気と
励みになります。宜しければ一言でも
添えて頂けますと嬉しいです。
自作ゾンビ物語。
[portrait of the dead]
めざせ!! ゾンビ小説家!!
ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さい。
「ゾンビと暮らす。」(仮)→目次
めざせ!! ゾンビ小説家!!
ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さい。
「ゾンビと暮らす。」(仮)→目次
プロフィール
HN:
南瓜金助 (みなみうりごんすけ)
HP:
性別:
男性
自己紹介:
別HNカボチャスキのお送りします
来た人だけが知っている秘密の部屋。
言うに洩れずホラー映画が好きです。
憧れの人はフック船長と芹沢博士に
スネーク・プリスキンとDr.ルーミス。
彼らに多大なる恩恵を授かりました。
来た人だけが知っている秘密の部屋。
言うに洩れずホラー映画が好きです。
憧れの人はフック船長と芹沢博士に
スネーク・プリスキンとDr.ルーミス。
彼らに多大なる恩恵を授かりました。
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→目次ページはコチラから
[portrait of the dead]
僕に向かって大きく開かれた彼女の口…
エリザベスのせいで彼女を背負ったまま転び、その弾みで
彼女の口に嵌めていたTシャツで作った即席猿ぐつわが外れた。
暗闇の中で懐中電灯の光が照らし出した彼女の顔は
まるで生首だけが近づいて来るかの様な錯覚を抱かせた。
噛まれたら最後、僕までもが死の淵へ追いやられてしまう。
彼女から、まず離れなければ!!
彼女の動きは遅い…
横たわった体の上体をゆっくりと起こして来る。
立ち上がった僕と、彼女との距離…1m。
僕はとっさに後ずさりしようと左足を引いた。
しかし、なにかに引っかかったように動かせない!!
彼女の右にある唯一の腕が僕のジャージーのズボンの裾を掴んでいた!!
その反動で僕はバランスを崩しよろめくが、なんとか持ちこたえ
彼女の手から逃れようと右足を軸に左足を思いっきり引いた。
「ゴン!!」
何かが壁にぶつかった大きな音がした。
あまりに勢いよく足を引いた事で
彼女が頭から壁に突進した激突音だった!!
「あぁ!!ごめんっ!!」
とっさに声を上げてしまったが今はそれを気にする余裕も無かった。
彼女の頭に怪我をさせていないだろうかという心配と
彼女から一刻も早く離れなければならない緊張感が
僕を更に緊迫した精神状態へと陥れる。
彼女の手はまだしっかりと僕のズボンを掴んで離れない!!
引きは離すのはやめだ!! どうする?!
慌てた僕はその場で転び、倒れ込んだ拍子に
懐中電灯も手から離れてしまった。…が、そのおかげで
ジャージーのズボンを脱ぎ捨てるのには都合が良くなった。
今は兎に角、彼女から離れ体勢を立て直そう!!
そう思い、僕はボクサーパンツをさらけ出した姿になり
転げた懐中電灯を拾いあげると小走りにリビングへ向かった。
新聞紙で窓を塞いだリビングも暗く
懐中電灯の明りを頼りに、ほぼ中央に置かれたソファーを見つけ
その背もたれを盾代わりに立つと、リビングの入口を懐中電灯で照らす。
30秒間…僕はリビングの入口の闇を照らし続けると彼女の姿が
ふと現われた。彼女はあれから立ちあがって、ユックリと歩き、
リビングの入口へと辿り着いたようだ。
彼女をまずどこかに閉じ込めなければならない…と
30秒の間に考えた末に出た答えは、僕の後ろにある扉の向うの
両親の寝室が彼女にとっても一番安全だろうと言う結論だった。
ダブルベッドが1台の他には、コートを掛けられる高さの洋服箪笥に
母の使っていた鏡台や腰くらいの高さの写真立ての置いてある
飾り棚ぐらいで、彼女をすぐ傷つけてしまいそうな品は
一番少なそうに思えた。
彼女は懐中電灯に顔を照らされたままリビングに入って来ている。
生きていれば眩しさで顔を背けるのだろうが、そんなそぶりは
全く無かった。死んでいる…そう思える瞬間でもあった。
僕も徐々に背後へと後ずさりしつつ寝室のドアノブを確認し
扉を開け中に入った。入るとすぐにベッドの脇腹にぶつかる。
僕はベッドによじのぼると、止まらずに反対側の端からベッドを降りた。
彼女とはベッドを隔て対面する事になる。
彼女はどうでる?僕と同じようによじ登りベッドを跨ぐ?
それともベッドの輪郭に沿って僕へ辿り着く?
どちらにせよ、ここが肝心だ。ベッドの脇に立っていた僕は
更に後ずさりし入口のドアから一番奥まった壁に背をもたれた。
この位置の僕からベッドまでの距離は
だいたい1.5mくらいだろうか…この僅かな空間に彼女が
辿り着いた時に、僕は彼女に捕まらないように素早く移動し
ベットを跨ぎ寝室から出てドアを閉め、彼女を閉じ込める…。
そんな計画だ。ダブルベッドの幅は彼女の行動を妨げるのに
充分な大きさに思えた。そして、寝室から出た僕は
ドアの前にソファーを移動し、さらに何かで扉を固定し
内側から開かなくする。よし、出来る。うまく行く。成功する。
扉が開いたままの寝室の入口を照らした懐中電灯の光が
彼女の右腕を確認する。僕の鼓動は緊張で激しく脈打つ。
光が延ばした右腕をたどると彼女の顔を再び照らし出した。
彼女が寝室へと入って来た。
(続く)
→第14章へ。
みじかっ!! しかも続く!!
でも全く投稿しないよりはマシ?
ちょこっと申し訳程度にイメージなんかいれたり(笑)
いや〜参りました…前回のコメント欄で
今回で1日目終了なんて書いたのに
急用でこれまで…無念。
あぁ、もどかしい。書きたいのに余裕無し。
頭の中には1日目の終わりまでは出来ているのに(笑)
予定では来月中旬に作業再開です。
励まし宜しくです(笑)
ではまた。
[portrait of the dead]
僕に向かって大きく開かれた彼女の口…
エリザベスのせいで彼女を背負ったまま転び、その弾みで
彼女の口に嵌めていたTシャツで作った即席猿ぐつわが外れた。
暗闇の中で懐中電灯の光が照らし出した彼女の顔は
まるで生首だけが近づいて来るかの様な錯覚を抱かせた。
噛まれたら最後、僕までもが死の淵へ追いやられてしまう。
彼女から、まず離れなければ!!
彼女の動きは遅い…
横たわった体の上体をゆっくりと起こして来る。
立ち上がった僕と、彼女との距離…1m。
僕はとっさに後ずさりしようと左足を引いた。
しかし、なにかに引っかかったように動かせない!!
彼女の右にある唯一の腕が僕のジャージーのズボンの裾を掴んでいた!!
その反動で僕はバランスを崩しよろめくが、なんとか持ちこたえ
彼女の手から逃れようと右足を軸に左足を思いっきり引いた。
「ゴン!!」
何かが壁にぶつかった大きな音がした。
あまりに勢いよく足を引いた事で
彼女が頭から壁に突進した激突音だった!!
「あぁ!!ごめんっ!!」
とっさに声を上げてしまったが今はそれを気にする余裕も無かった。
彼女の頭に怪我をさせていないだろうかという心配と
彼女から一刻も早く離れなければならない緊張感が
僕を更に緊迫した精神状態へと陥れる。
彼女の手はまだしっかりと僕のズボンを掴んで離れない!!
引きは離すのはやめだ!! どうする?!
慌てた僕はその場で転び、倒れ込んだ拍子に
懐中電灯も手から離れてしまった。…が、そのおかげで
ジャージーのズボンを脱ぎ捨てるのには都合が良くなった。
今は兎に角、彼女から離れ体勢を立て直そう!!
そう思い、僕はボクサーパンツをさらけ出した姿になり
転げた懐中電灯を拾いあげると小走りにリビングへ向かった。
新聞紙で窓を塞いだリビングも暗く
懐中電灯の明りを頼りに、ほぼ中央に置かれたソファーを見つけ
その背もたれを盾代わりに立つと、リビングの入口を懐中電灯で照らす。
30秒間…僕はリビングの入口の闇を照らし続けると彼女の姿が
ふと現われた。彼女はあれから立ちあがって、ユックリと歩き、
リビングの入口へと辿り着いたようだ。
彼女をまずどこかに閉じ込めなければならない…と
30秒の間に考えた末に出た答えは、僕の後ろにある扉の向うの
両親の寝室が彼女にとっても一番安全だろうと言う結論だった。
ダブルベッドが1台の他には、コートを掛けられる高さの洋服箪笥に
母の使っていた鏡台や腰くらいの高さの写真立ての置いてある
飾り棚ぐらいで、彼女をすぐ傷つけてしまいそうな品は
一番少なそうに思えた。
彼女は懐中電灯に顔を照らされたままリビングに入って来ている。
生きていれば眩しさで顔を背けるのだろうが、そんなそぶりは
全く無かった。死んでいる…そう思える瞬間でもあった。
僕も徐々に背後へと後ずさりしつつ寝室のドアノブを確認し
扉を開け中に入った。入るとすぐにベッドの脇腹にぶつかる。
僕はベッドによじのぼると、止まらずに反対側の端からベッドを降りた。
彼女とはベッドを隔て対面する事になる。
彼女はどうでる?僕と同じようによじ登りベッドを跨ぐ?
それともベッドの輪郭に沿って僕へ辿り着く?
どちらにせよ、ここが肝心だ。ベッドの脇に立っていた僕は
更に後ずさりし入口のドアから一番奥まった壁に背をもたれた。
この位置の僕からベッドまでの距離は
だいたい1.5mくらいだろうか…この僅かな空間に彼女が
辿り着いた時に、僕は彼女に捕まらないように素早く移動し
ベットを跨ぎ寝室から出てドアを閉め、彼女を閉じ込める…。
そんな計画だ。ダブルベッドの幅は彼女の行動を妨げるのに
充分な大きさに思えた。そして、寝室から出た僕は
ドアの前にソファーを移動し、さらに何かで扉を固定し
内側から開かなくする。よし、出来る。うまく行く。成功する。
扉が開いたままの寝室の入口を照らした懐中電灯の光が
彼女の右腕を確認する。僕の鼓動は緊張で激しく脈打つ。
光が延ばした右腕をたどると彼女の顔を再び照らし出した。
彼女が寝室へと入って来た。
(続く)
→第14章へ。
みじかっ!! しかも続く!!
でも全く投稿しないよりはマシ?
ちょこっと申し訳程度にイメージなんかいれたり(笑)
いや〜参りました…前回のコメント欄で
今回で1日目終了なんて書いたのに
急用でこれまで…無念。
あぁ、もどかしい。書きたいのに余裕無し。
頭の中には1日目の終わりまでは出来ているのに(笑)
予定では来月中旬に作業再開です。
励まし宜しくです(笑)
ではまた。
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この記事にコメントする
今回は
ちょっとテンポが遅いような気がします、かなりストーリー作りに苦戦されたのでしょうか。
物語の進むテンポも面白さの一つだと思うんで、良い作品だと思うからこそ言わせて下さい、ごめんなさいね。
怖さが伝わってこないのは主人公?の男性がゾンビの彼女をまだ好きでいる事の甘ったるいムードが見え隠れするから。
もしかすると最初からそれが狙いなのかも知れませんが、怖いっ!と感じさせるのは難しいですか。
読者側のワガママですみません
物語の進むテンポも面白さの一つだと思うんで、良い作品だと思うからこそ言わせて下さい、ごめんなさいね。
怖さが伝わってこないのは主人公?の男性がゾンビの彼女をまだ好きでいる事の甘ったるいムードが見え隠れするから。
もしかすると最初からそれが狙いなのかも知れませんが、怖いっ!と感じさせるのは難しいですか。
読者側のワガママですみません
>ももちんさん
面目ない。やはり読み物としてはある程度ヤマなり
見せ場のある場面まで書いて投稿するべきでしたね。
今後は時間が空いてしまっても納得のいく部分まで
書けなければ投稿しないようにしますね。
1日目の終わらない事には怖い場面は出ません。
コンセプトはゾンビと暮らす事ですので
基本的にはそれを踏まえた上での描写になってしまいます。
コンセプトは変えるつもりはないので、もしかしたら
ももちんさんの望まれる様な恐怖はないかも。
ごめんなさい。
今回の投稿は裏目でしたね。ご意見有り難う御座居ました。
見せ場のある場面まで書いて投稿するべきでしたね。
今後は時間が空いてしまっても納得のいく部分まで
書けなければ投稿しないようにしますね。
1日目の終わらない事には怖い場面は出ません。
コンセプトはゾンビと暮らす事ですので
基本的にはそれを踏まえた上での描写になってしまいます。
コンセプトは変えるつもりはないので、もしかしたら
ももちんさんの望まれる様な恐怖はないかも。
ごめんなさい。
今回の投稿は裏目でしたね。ご意見有り難う御座居ました。
面白いです!
こんにちは。
久しぶりに続きが楽しみなWeb小説に出会いました。
今回はなかなか緊迫感のあるシーンですが、
主人公が理子ちゃんゾンビの頭を壁にぶつけて
「ゴメン」って謝るところが可愛くていいです。
自分もWeb小説書いてまして、ぶっちゃけ
エロ小説メインなんですが、非エロ短編に
ゾンビネタのやつを書いたことがありますよ。
(直リンURL入れときます。それ以外のページはエロ満載なので注意)
ゾンビネタは、何を書いても
どことなく哀愁感があっていいですよねえ。
では次回も楽しみにしてます。
久しぶりに続きが楽しみなWeb小説に出会いました。
今回はなかなか緊迫感のあるシーンですが、
主人公が理子ちゃんゾンビの頭を壁にぶつけて
「ゴメン」って謝るところが可愛くていいです。
自分もWeb小説書いてまして、ぶっちゃけ
エロ小説メインなんですが、非エロ短編に
ゾンビネタのやつを書いたことがありますよ。
(直リンURL入れときます。それ以外のページはエロ満載なので注意)
ゾンビネタは、何を書いても
どことなく哀愁感があっていいですよねえ。
では次回も楽しみにしてます。